代表質問3-2: 狭あい道路対策について


6月12日、渋谷区議会 平成21年度 第2回定例会において、
渋谷区議会自由民主党議員団を代表して、区長並びに教育長に代表質問をいたしました。

 今日は、昨日(耐震改修助成制度について)の追加で、狭あい道路対策についての問答を掲載いたします。

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【下嶋みちお 代表質問】

 狭あい道路対策についてお尋ねします。

 渋谷区内には延べ150kmに及ぶ狭あい道路が存在しており、本区では平成4年度から狭あい道路の拡幅整備助成制度を創設して、申請者に対する助成によって狭あい道路の整備を行ってきました。

 我が会派においても、狭あい道路整備のL字溝の移設に関する質問を皮切りに、委員会等で機会あるごとにこの問題提起を行ってまいりました。その要求が実現し、狭あい道路の拡幅整備工事を、区が直接行える制度となる、「渋谷区狭あい道路の拡幅整備に関する条例」が先の第1回定例議会において審議され、可決、成立となったわけであります。

 渋谷区内には多くの木造密集地域があり、その中には多くの狭あい道路が私道、区道を含めて数多く存在しており、それらの拡幅整備を区の直接工事によって整備を進めていく、施策ですがこの条例の施行に当たっては、区民の皆さんの協力なくしては実現いたしません。

 また、各部署の連携によるフットワークが必要であります。我が会派も積極的に啓発を行い、関係各所に理解と協力をお願いしてまいる所存でありますが、残された課題もまだまだあると思われます。

 そこで道路占有物についてお尋ねします。

 条例では、道路上の占有物の移設について、その設置者に対して移設、撤去等についての協力を要請することができるとあります。これまでの事例では、隅切り後退部分に障害物となる電柱、街路灯、道路標識や消火器ボックスなど、人や車の通行に際して、大きな障害となる占有物がそのままの状態で、数多く残っておりました。

 これでは何のための道路拡幅だったのか疑問に思うところでありました。条例化によって、このような事例はなくなることを期待しておりますが、このような、障害物となる電柱などを移設する場合、道路上ではなく、接している敷地の中に設置するという手段はないのでしょうか、敷地内への移設が可能ならば狭あい道路における障害物の大幅な改善になると思われますが、区長のご所見をお伺いいたします。

 

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【桑原渋谷区長の答弁】

 狭あい道路の整備に関して、道路上の占有物を敷地内へ移設できないかとのお尋ねであります

 道路法では、道路管理者は、道路占有物の所有者に対して、移設を要請することが可能であると、規定されております。議員ご指摘の通り、これまでは、後退部分にあった道路占有物がそのままの状態で残る場合が多く、せっかく道路拡幅を行っても通行の障害になっている事例がありました。

 条例の施行によって、事前協議を行う過程で、道路上にある通行の障害となる道路占有物についての確認と、その移設や撤去についての協議を行い、有効な道路幅員の確保に努めていくこととしております。

 具体的には、道路上にある占有物の所有者に対して、特別区道の場合には区が、私道の場合にはその管理者が、移設の要請を行いますが、特に私道の場合には、区が協力して申請を行う事も可能と定めております。

 また、道路占有物の敷地内への移設については、道路占有物のなかには、道路上になければならないものもあり、移設できるものは、電柱や電話柱、街路灯などに限られます。しかし、狭あい道路に接する敷地は比較的狭小な場合が多く、敷地内への移設は物理的に難しいと想定されます。また、私権が及ぶことから、敷地内への移設については、地権者の協力を得ることは困難であると思います。

 したがいまして、占有物の移設については、最大限、道路上の通行に支障の少ない場所に行うことによって、道路の有効幅員の確保に努めてまいります。

 

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