代表質問7: 教育について 2


6月12日、渋谷区議会 平成21年度 第2回定例会において、
渋谷区議会自由民主党議員団を代表して、区長並びに教育長に代表質問をいたしました。

今日は、7つの質問項目の7つ目、最後に、教育についての問答を掲載いたします。

 

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【下嶋みちお 代表質問】

 私はこれまで、地元の商店街での小学生・中学生の職場体験の受け入れ、町会等の行事への子どもたちの参加、おやじの会の方と一緒になって、商店街のイベントへの参加など、日頃から地域の小、中学校の生徒や、PTAの方と接しておりました。

 私自身、地元とともに歩んで来たこと、また、それぞれの学校が校長先生のもと、特色ある教育活動を展開されていることを、日頃より大いに評価するものであります。

 また、桑原区長が常々述べている、未来に輝く社会の実現のためには「教育」が重要との意見に、わたくしも大いに賛同する次第であります。

 昨今の少子化の中、都内では私立中学校への進学熱が高く、公教育の在り方について様々な議論がされていることも事実であります。ではありますが、わたしは公教育のすばらしさをもっともっとPRしていくべきだと思います。民間人校長であるとか、コミュニティスクールであるとか、目新しい手法によることだけが公教育の進む道であるとは言えないとわたしは思います。

 わたしたちが子どもの頃、学校は文字通りいろいろなことを学ぶ場でありました。その後の人生を生きていくための基礎となることを身に付けることができるのが、義務教育である小中学校において、今も昔も変わることなく求められているものではないでしょうか。

 そこで、伺います。3月の第一回定例会において、桑原区長が国や東京都の学力調査において、重要性が明らかになったいわゆる基礎学力を身につけるための「土曜学習クラブ」を進めるとのべておられました。

 先ほどの区長発言では更に一歩進んで、「土曜・放課後学習クラブ」とし、土曜日や放課後に子どもたちの「学びの場」を提供しようとするものである。と、されました。

 わたしはできることならば、土曜日や放課後に限らず、夏休み、冬休みなどの長期休業中にも展開していただきたいのですが、また、先の定例会で、池山教育長は「対象学年は、中学校も含めて現在、検討中」と答弁されていました。

 その後の準備状況はどのようになっているでしょうか。現在の準備状況について教育長にご所見を伺います。

 入学したばかりの小学生が教室で座っていられなかったり、集団行動が取れず適応できない、話を聞かない、などの状態が数か月継続する状態、いわゆる「小1プロブレム」は、これまでは1か月程度で落ち着くと言われていましたが、これが継続するようになり、就学前の幼児教育との関連や保護者の養育態度が注目され出しました。

 この問題を解決するために幼稚園、保育園からの接続を円滑にするカリキュラムや教員同士の交流を行う「幼小連携」・「保小連携」が全国で始まっております。「遊び」中心の幼稚園・保育園と「学習」の小学校の差をどう埋めるか、公立、私立の違いなど諸問題があると思いますが、教育長のお考えをお聞きいたします。

 渋谷区立の小中学校を卒業すれば、将来の基本となる基礎学力がきちんと身に付くということが示されれば、現在現実にかなりの比率でいらっしゃるお子さんを私立に通わせる保護者にとって、公教育の信頼回復にもつながるものと思います。

 私立の小、中学校は高校、大学の付属校で受験のない、ゆとりのある教育であったり、男子校、女子高で、中高一貫教育であったりと、その良さを大変理解しておりますが、ぜひとも、渋谷の子どもたちは区立の小中学校において、きちんと基礎基本を学び、放課後や土曜日、夏休みや冬休みも、勉強や文化、スポーツなど豊かな時間を過ごすことができる。といった公教育の良さを渋谷区から発信していただきたいと考えます。

 聞くところによれば、渋谷区在住で、この4月に中学校に入学された新一年生の半分以上が区立中学校を選ばれたと伺いました。これは、わたくしは、区長が教育委員会と連携されながら進めてこられた学校教育の充実、とりわけ松濤中学校の英語教育重点校、広尾中学校の都市型中高連携校、上原中学校の教科教室型などの特色ある学校づくりがまさに実を結んだものと考えます。

 今後さらに本町の小中一貫教育校によって、渋谷区では多くの子どもたちが公立校を選んでほしいと思います。久方ぶりに半分を超える子どもたちが区立中学校を選ばれたことについて、未来に輝く社会の実現のため、教育を重視されて来た桑原区長のご所見を伺います。

 

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【教育長の答弁】

 概ね小学校三年生から中学生を対象に基礎基本の定着を目指して「土曜・放課後学習クラブ」今年度から実施いたします。

 まずは長谷戸小が6月3日から開始、今後は準備が整った学校から順次開始します。
 ご提言のとおり、長期休業中も実施予定です。

区長部局と区教委が連携し、小学校長等を委員とする幼児教育・保育のあり方検討委員会を設置し、先生方の交流、互いの保育・教育内容について理解を深める活動、幼保と小学校の連携方法等を検討し、早い時期に一定の方策を出したいと考えます。

 

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【桑原区長の答弁】

 私は子供たちが渋谷区の学校で学び、基礎的・基本的な学習を確実に身に付けるとともに、スポーツでもいい、音楽でも、お絵かきでもいい、自分の得意とすることを見つけ夢中になれる豊かな放課後を過ごせるように、小学校に「放課後クラブ」の設置をしたり、中学校の部活を支援して参りました。

 ご質問にありましたとおり、今年度の区立中学校への入学率を見ますと、昨年度にくらべ上昇しております。議員からは、「教育委員会がこれまで熱心に取り組んできた「特色ある学校づくり」が実を結んだものという評価をいただきました。

 私としましては、この数値に一喜一憂することなく、引き続き、子供たちが身近な区立中学校に入学し、確実に基礎基本を学び、健やかに成長することができるよう、教育委員会とともに地域に選ばれる学校づくりを進めてまいります。

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代表質問の問答は以上です。
長い文章を最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

 

渋谷区区議会 定例会での代表質問以外にも、
文教委員会での活動や
日々の渋谷区民みなさまの生活のご相談なども
積極的にがんばっておりますので

これからも、ご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

 


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2 thoughts on “代表質問7: 教育について

  • 渋谷区民

    「ゴリゴリ!」と議員が大合唱 渋谷区議会は学級崩壊状態!?
    http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090711/lcl0907110800000-n1.htm
    渋谷区にとってとても不名誉な記事が掲載されています。
    人を小馬鹿にしたようなヤジはとても不愉快です。
    渋谷区議会どんなことになっているのか。
    新宿区議会などが導入しているネット中継を渋谷区も導入すべきです。

  • 下嶋 みちお

     投稿有難うございます。「産経新聞」の記事については、存じておりました。
     本会議のネット配信の導入の事だと思います。新宿区以外でも導入している自治体もあり、一考に値すると思います。
     ただ渋谷区議会は決して「ゴリゴリ!」の大合唱とか、「学級崩壊」状態ではありません。確かに、ヤジが飛びかう時もありますが、真剣さがさせる事でもあると私は理解しております。
     本会議でも各委員会においても、当然の事ながら、真剣に党派を超えて議論をしております。
     今後も頑張りますので、よろしくお願いします。