特定非営利活動法人アジア大平洋地域アデクション研究所
略称:APARI【アパリ】
APARIは平成12年2月2日にNPO法人として設立されました。
APARIの最も大事な理念は「真の意味での薬物依存症の回復支援を行っていこう」ということです。
現在の日本は欧米諸国に比べ、20年以上も薬物対策が遅れていると言われています。
しかし、遅れているが故に、日本発の、新しい薬物問題に対する取り組みが広がっていく可能性も同時に秘めています。
薬物問題で苦しんでいる全ての方々の声に応えられる組織を目指しています。
群馬県藤岡市にあるこのAPARI藤岡研究センター(日本ダルクアウェイクニングハウス)を「社会環境を明るくしよう渋谷区民のつどい」で施設見学研修をしてまいりました。
私は保護司として参加させていただきました。
この施設は薬物依存症回復のためのリハビリ施設です。
ミーティング(グループ・セラピー)を重視したプログラムを組んで、1日3回施設内で行い、標高900mの大自然の山々に囲まれた施設の中で、精神的な安定を取り戻し、薬物依存症からの回復、自立ができるように援助と場合を提供しております。
スタッフも元薬物依存症の方々で、薬物依存者は「薬物依存症は一生治らない。が、回復はし続ける。原因は人の心の中、生き方を変えないと駄目。」という言葉が心に残りました。
写真の琉球太鼓(エイサー)の方々、施設の椅子に腰かけている方々も薬物依存症で施設に入っている方々です。