こんにちは。渋谷区議会議員・下嶋みちおです。
渋谷区で2017年度より取り組んでいる「ササハタハツ」プロジェクトについて、まだご存じのない方が多いようです。
我が町、笹塚・幡ヶ谷に直接関わる大事なプロジェクトですので、ぜひご覧ください。
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ササハタハツ フューチャーセッションとは
「ササハタハツ フューチャーセッション」とは、京王線の笹塚駅、幡ヶ谷駅、初台駅の頭文字をとり、渋谷区の最も人口密度の高いエリアのまちの将来像を考え、地域の価値を向上させるまちづくりのプロジェクトです。
笹塚・幡ヶ谷・初台の魅力を高め、住みたいまち、訪れたいまちとしての評価を上げることにより、居住者や来街者の増加を期待するため、組織を超えて多様な人々が集まり、未来志向で対話をし、関係性をつくることで協調的なアクションを起こします。
2016年度より実施している玉川上水旧水路緑道再整備の検討を契機として、地域における自主的な活動を支援していきます。
2017年9月、笹塚区民会館で実施したキックオフセッションにはじまり、ワークショップやまち歩きを重ね、ボトムアップでまちの未来を描いていく新しい試みです。
その実現に向けて区民・NPO・民間企業による協働型プロジェクトを推進します。
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各地区の地域課題を解決
①笹塚地区
笹塚地区では、代々木三丁目から笹塚一丁目に続く玉川上水旧水路緑道再整備が課題です。
この玉川上水旧水路緑道は、大山緑道と隣接しておらず、笹塚駅に直結した立地になっているため笹塚緑道を他の緑道と連携した再整備を推進します。
②幡ヶ谷地区
幡ヶ谷地区の課題は、都営幡ヶ谷原町アパート跡地の整備です。
東京都が買収したいとの意向もあるようですが、現在の社会教育館は、笹幡本町地区における、生涯学習、社会教育の重要な拠点施設です。
幡ヶ谷社会教育館の更新も含めた「ササハタハツ」のまちづくりの拠点となるよう整備するための協議を推進してまいります。
③初台地区
初台地区では、木造住宅密集地域の道路整備が課題です。
我が会派の提案で「木造建築物にかかる感震ブレーカー整備事業」を実施し、機器を無償配布して安全対策に努めておりますが、ハード面・ソフト面を考えたとき、まだまだ木造住宅密集地域の根本的な解決には至っておりません。
特に狭い道路の問題解決策としては、新築、建て替え時におけるセットバック後、「L型側溝」と「電柱」の移設を推進してまいります。
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(参考情報ページ)渋谷区ホームページ
ササハタハツまちづくりフューチャーセッション
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kankyo/machi/sasahata/index.html