渋谷区議会・文教委員会の視察で、千代田区で22年度に完成、開館した『富士見みらい館』を視察してまいりました。
『富士見みらい館』は、富士見小学校・幼稚園の改築に伴い、0歳から18歳までの児童を対象とした総合こども施設として開館したものです。
この施設は、「富士見小学校」、幼稚園と保育園を一元化した「ふじみこども園」、児童館的機能や学童クラブなどを備えた児童健全育成機能を担う「富士見わんぱくひろば」を一体的に整備したものです。
また、この施設は民間資金の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆる『PFI法』に基づく公共施設の新しい整備手法で作られた館です。
都心にある施設なので敷地面積は広くはありませんが、建物を上手に活用し、フロアの施設によって色で分けてあり、明るく開放感を演出しております。
さらに、校庭の芝生化、壁面・屋上緑化、太陽光発電、風力発電など環境対策の取り組みが素晴らしいところです。
こんな素晴らしいグリーン建築、「富士見みらい館」が日本国内にある事を知ったのはnhk の「現代英語」の中の連載、what’s happening in the Global Neighborhood のエッセイを読んで学びました。地球温暖化問題を考える時に「富士見みらい館」のことを全国へ発信していただきたい。プラスティックの公害も大問題ですが、暮らし方を学ぶ上で富士見みらい館を是非参考に取り上げてください。
ハウエル様、コメントありがとうございました。10年前の視察の報告をお読みいただき、ご意見を頂戴し、今後の区政に活かして生きたと考えます。今ほど環境問題が問題化する以前よりの千代田区の取り組みに敬意を表する次第です。
また、当区でも新しい施設の壁面緑化、屋上庭園、校庭の天然芝生化、等々できる限り環境に配慮した施策を行っております。
どうか今後もご意見、ご提案等ご指導ください。
渋谷区議会議員 下嶋 みちお