渋谷区議会 平成26年度第2回定例会での代表質問1-(1)まちづくり-渋谷駅周辺


6月18日の渋谷区議会・平成26年第2回定例会で行った代表質問の全文を公開掲載してまいります。
質問項目がたくさんあり、文章も長いので、ひとつずつ順番に掲載いたします。
ゆっくりじっくりご覧いただければ幸いです。


◆下嶋みちおから【質問】

まちづくりについて3点伺いたいことがあります。
その中のひとつ、まず、渋谷駅周辺についてであります。

現在、渋谷区では、渋谷駅周辺をはじめとする多くの再開発が本格的に進められております。
2020年に開催が決まった東京オリンピック・パラリンピックに向けて、新国立競技場の建設が着工にむけて動き出すなど、渋谷のまちが大きく発展するために、オリンピック開催との相乗効果でまちづくりがさらに加速するものと、大いに期待するところであります。

これまでも、渋谷ヒカリエにつづく渋谷駅周辺の再開発が、桑原区長のリーダーシップのもと、地域、民間事業者、行政が一体となって着実に進展しており、これは渋谷区が「渋谷区都市計画マスタープラン2000」以来謳われて来た協働型まちづくりの具現化にほかなりません。
地域の商店街や町会などの関係者にとって、未来の発展に向けた夢の実現となることを確信するものであります。

一方、安倍総理は、昨年10月の日本経済再生本部の会議において、規制改革事項等の検討方針を決定し、法案化を指示しました。
その後、本年5月には、渋谷区を含めた東京圏が、国家戦略特別区域、いわゆる国家戦略特区として決定されました。
(参考:首相官邸HPの国家戦略特区特集ページ)

安倍内閣の使命は日本が持つ「可能性」を最大限に引き出すことであり、規制緩和に終わりはないと安倍総理が発言し、国家戦略特区をアベノミクス第三の矢に続く国家再興への重要な経済戦略政策と位置づけております。
さらにこの特区は、世界で一番ビジネスのしやすい環境を整備することにより、世界から資金・人材・企業等を集める国際的ビジネス拠点を形成するとともに、国際競争力のある事業を創出することを目標としております。

翻って、当区の渋谷駅周辺のまちづくりにおいても、この国家戦略特区が存分に活用されるものと思料いたしますが、国家戦略特区についての区長の御所見をお聞かせ下さい。

あわせて、先日、舛添都知事が渋谷駅周辺の再開発現場を視察され、東京を世界一の街にするためのステップとして、清流復活事業の意義を強調し、渋谷川の「春の小川」復活に意欲を語りました。

そこで、渋谷駅周辺の再開発の現在の状況、また今後、都とどのように連携されていく.のか、さらに周辺への波及効果の見込み、新たな取り組みなどについても、区長の御所見をお聞かせ下さい。

下嶋みちお代表質問の様子


◆渋谷区長からの答弁

国家戦略特区と渋谷駅周辺のまちづくりについてのお尋ねでありますが、

国家戦略特区につきましては、今年の5月1日には国家戦略特別区域及び区域方針が決定され、渋谷区を含む9区が神奈川県などと共に東京圏として指定されました。

渋谷区は、ビジネスや金融の拠点である大手町・丸の内、都庁や繁華街を中心とした新宿などと異なり、特徴ある谷の地形に魅力ある商業、文化などが集積し、後背地には良好な住環境が広がる東京の年力を最も体現したまちであります。
このような渋谷の特徴を活かすために、これまで総合特区として、街の魅力が感じられるような回遊性を大切に、独自の生活文化や伝統文化、最先端のファッション、デザイン、IT、音楽、演劇など、クリエイティブな産業が集積する地域として発展を図り、また、国際的な観光文化都市として海外からの観光客を招く共に、世界中から国際的な企業がより集積するよう、“エンターティンメントシティ”としてのまちの魅力づくりめざしてまいりました。

このまちの賑わいを創出するためには、エリアマネジメントの民間開放、道路占有基準の緩和、旅館業法の適用除外等について、国家戦略特区の規制緩和の手法を活用するため「国家戦略特別区域会議」などの場で要望し、内閣総理大臣に認定を受けてまいりたいと考えております。

また渋谷駅周辺の再開発におきましては、国・東京都を含めた関係機関と連携を深め、進めてまいります。

現在の進捗状況につきましては、道玄坂一丁目駅前地区の市街地再開発事業が4月に組合設立許可を受け、5月には渋谷駅南地区の土地区画整理事業が組合設立許可を受けました。

さらに、この6月には、渋谷駅桜ヶ丘地区の市街地再開発が都市計画決定されるなど、それぞれの事業が着実に進んでおります。これらはオリンピックに間に合うことを目指しています。
さらに、渋谷駅周辺においても、中心地区の街づくりの波及効果や東京オリンピック・パラリンピックを見据えた街づくりとして、公演通り・宇田川周辺地区に置いて、街づくり勉強会が開催されるなど気運の高まりを見せております。
また宮下公園の再整備やNHKの建て替えなどの動きもあり、本区は、このような地域の動きを踏まえた街づくりを進めてまいりたいと思います。

さらなる回遊性を生み、巡り歩いて楽しいまちの実現を図るとともに、渋谷駅を含めた周辺の地域が、それぞれの個性を活かし、日本の文化、情報を発信することで、さらに魅力ある国際的な観光文化都市に向けた取り組みを進めてまいります。


ここまでご覧いただきまして、ありがとうございます。
次回は、「まちづくり - 新国立競技場に関わる周辺地域」に関する質問・回答を掲載する予定です。

渋谷区議会では、区議会の様子を動画でご覧いただけるようにしていますので、動画のほうもぜひご覧ください。

見方は、こちらに書いております。

 

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