渋谷区議会・平成26年度第2回定例会での代表質問1-(2)まちづくり-新国立競技場建設に関わる周辺


渋谷区議会・平成26年第2回定例会(6月18日)で行った代表質問の全文を公開掲載中です。
質問項目がたくさんあり、文章も長いので、ひとつずつ順番に掲載しております。

今日は、【まちづくり】に関する質問の2点目です。
「新国立競技場建設に関わる周辺のまちづくり」についてです。

ゆっくりじっくりご覧いただければ幸いです。


◆下嶋みちおから【質問】

東京オリンピック・パラリンピックの開催が2020年に決まり、新国立競技場の建設について基本設計が公表され、5月末で旧国立競技場はファイナルを迎えました。

スポーツの聖地として1958年に完成し、親しまれてきた国立競技場。
いま、その歴史に幕を下ろすにあたり、1964年の東京オリンピックの開会式、100メートル走決勝で10秒00の好タイムで金メダルを獲った「黒い弾丸」ボブ・ヘイズのレース、またJ・リーグオープニングセレモニーなどなど、そこに刻まれたいくつかの記憶を呼び起こし、私の青春と共に歩んだ国立競技場に惜別の念を抱きつつ、新たな姿でのスタートを心から期待致します。

わが渋谷区議会においても、五輪・パラリンピック対策特別委員会が設置され、現在精力的に取り組みを進めているところであります。
現在は新宿区霞ヶ丘町に位置している国立競技場ですが、新たな国立競技場は渋谷区に一部が含まれ、建設されると承知しております。

その周辺に位置する、千駄ヶ谷、神宮前の両地域は、鳩森八幡神社や将棋会館、国立能楽堂をはじめ、歴史と伝統のある神社仏閣、千駄谷小学校や原宿外苑中学校などの学校もあり、静謐で緑豊かな文教地区であります。

一方で、千駄ヶ谷大通り商店街や神宮前二丁目商店街をはじめ、特徴のある商店街などのまちなみが、国立競技場からJRの千駄ヶ谷駅、原宿駅、副都心線の北参道駅などの駅に接道している地域でもあります。

オリンピック開催の相乗効果は渋谷駅周辺だけでなく、新国立競技場ができる千駄ヶ谷、神宮前地区においても実現でき、大きく発展するためのまちづくりができるものと期待するところであります。

そこで伺います。
桑原区長は既にこの地域のまちづくりについて、積極的な取り組みをしていることは承知しておりますが、御存知のとおり、まちづくりは一年や二年で出来るものではありません。
ぜひ、長期の視点で、地域の町会や商店街はもちろん、幅広い地域の声を取り上げていただきたいと思います。

まちづくりの専門家の派遣や勉強会等を通して、まちづくりの気運を高めながら、まちづくり協議会の設置なども視野に入れた取り組みを進めていただければと考えます。
区長の御所見をお聞かせください。

下嶋みちお代表質問の様子


◆渋谷区長からの答弁

東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた国立競技場の建替えの動きは、周辺のまちに大きな影響を与えるものと考えます。
前回の東京オリンピック開催の際にも、周辺の整備によって、転居を余儀なくされる方々がいらしたと伺っております。
今回の国立競技場の建替えにおいても、区道の廃道や、公園の移設、水路敷きの廃止など、周辺のまちづくりに対する大きな影響が想定されます。

新国立競技場建設は、間接的に千駄ヶ谷・神宮前地区をはじめとする渋谷区にこそ影響があります。
近隣の表参道を中心とする原宿・神宮前まちづくり協議会では、すでにオリンピック開催に向けた取り組みが始められております。

この地域は緑豊かで閑静な住宅地であり、その良さを守ることが重要であると同時に、地域の活性化を促すまちづくりも求められております。

まずは周辺の関係者の方々との情報共有や意見の集約を図るため、まちづくりコンサルタントを派遣して、地域のコンセンサスを得ることが必要となります。
その中で、将来に繋がるまちづくりの気運が高まった場合には、まちづくり協議会の選定や地区計画策定を視野に入れるものと考えます。

いずれにしましても、新国立教場の建設やオリンピックの開催が、周辺の方々にとって、よりよいまちづくりにつながるものになるよう、区としてもあらゆる手法を用意し、積極的な支援をしてまいりたいと考えております。


ここまでご覧いただきまして、ありがとうございます。
次回は、「まちづくり - 新国立競技場に関わる周辺地域」に関する質問・回答を掲載する予定です。

渋谷区議会では、区議会の様子を動画でご覧いただけるようにしていますので、動画のほうもぜひご覧ください。

見方は、こちらに書いております。

 

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